こんにちは、第一子出産後に骨盤臓器脱(膀胱脱)になったニワトリです
前回はウロギネクリニックの初診について書きましたが、今回はその中の骨盤底筋体操とリングペッサリーについて、さらに掘り下げて説明したいと思います。
骨盤底筋体操のやり方
私がウロギネクリニックの看護師さんに指導されたやり方はこうです。

ネットでも色んなやり方や説明の仕方があるかと思うのですが、私の指導されたやり方はこうでした。
②の膣を締める感覚って、何となくは分かると思うんですけど、実際に力の入れ方をマスターすると、膣を締めることと骨盤底筋が引きあがるのは連動しているのが分かるようになります。
なので、膣を締めることだけじゃなくて、それに連動する骨盤底筋を引き上げることを意識してくださいね。
また、締める時は1秒目でMAXの力を入れるのではなくて、5秒かけて少しずつ骨盤底筋を引き上げていきます。5秒目にMAXの力が入っているようにするのがコツです。
ちゃんとできていたらおへその位置が上がるので、目安にしてください。
膣だけに力が入っているとおへそは凹むだけ。連動して骨盤底筋を引き上げると、おへそは凹んだうえで位置も上がります。
ちなみにウロギネクリニックでは、看護師さん直々に骨盤底筋体操のスパルタ指導もあり、すぐにマスターできました。詳細は↓の記事にて解説しています

まずは仰向けでやるのが一番やりやすいと思います。私は子供を寝かしつけながらやっていました。(大概50回いかないうちに寝てしまいますが・・・)。
慣れてコツが分かるようになると、いつでもどこでも、何をしていても出来るようになります。
私も実際には子供の寝かしつけ時には50回やりきらない間に寝落ちしていたので、料理としながらとか、授乳しながらとかやって、不足回数を補っていました。
ウロギネクリニック受診のたびにしていた骨盤底筋の筋力測定も実際には仰向けではなくて、立った姿勢でしますしね。
骨盤臓器脱でなくてもこのページにたどり着いた方(そんな方いるのかな)も、気軽にできる筋トレとしてやってたらピラティスみたいな感じでインナーマッスル鍛えられていいかもと思います^^(産後の垂れた下半身のお肉が元の位置の戻っていきます。多少・・・)
リングペッサリー詳細
前回着脱しやすいようにタコ糸をつけてくれたということを描いたのですが、わかりにくそうだったので、こちらも図を作ってみました。

膣内に挿入するのはいいけど、出すのに苦労するので、こんな感じでウロギネクリニックでしてくれました。
紐だけ体外に出ているようになり、紐を引っ張れば出せるように。これで出す作業もタンポンと同じ感覚です^^。
日常のルーティンとしては、朝起きたらリングペッサリーを挿入して、夜お風呂に入る時に出して、石鹸でリングと紐を洗って乾かす。また翌朝に自分で挿入する、というふうになります。
月経カップを使ったことがある人はやりやすいと思います(月経カップより大きいですが・・・)。個人的には月経カップより簡単だと思います。慣れてきたら紐はなくても大丈夫になります、かならず出せますので^^
ちなみに挿入するときの補助としてクリニックから購入したのはこちらでした↓。
上と全く同じものをウロギネクリニックで取り扱っていたので、そのまま購入して帰宅。
潤滑剤も着脱に慣れてくると必要なくなりますが、最初はあった方がやりやすいと思います^^ 産後でまだおしもが完全回復してない場合は特に。
さて、次回は結局この骨盤底筋体操とリングペッサリーの使用で、私はどれだけの期間で症状が治ったのかをお伝えしたいと思います!
結論から言うと私はウロギネ科の病院で指導してもらった骨盤底筋体操で治りました! ただ、通院せず独学での骨盤底筋体操が正しくできているか自信がない場合は↑のような膣トレグッズを使うのもオススメです。
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