前回の続き、今回はもらえるお金についてです。
ここまで切迫早産での入院をメインにお話してきましたが、もちろんどんな入院でも同じことが言えます。よくよく確認しましょう。
民間の医療保険
みなさん保障内容は違うかもしれませんが、もし民間の医療保険に加入していたら、切迫早産での入院はほとんどの場合保障があると思います。
私の場合、妊娠前から入院日額5,000円のものに入っていました。
こちらは1回の入院120日まで保障されていたので、入院していた82日分全て保障されました!
手厚い保障のものだと入院一時金があったり、シロッカー手術等された場合も保障されるものがあるので、今一度ご自身の医療保険の保障内容をしっかり確認しておくことをオススメします
しかも民間の医療保険は申請から実際にお金が振り込まれるのもとてもスムーズです。
私の場合申請してから10日ほどで振り込みがあり、とても安心しました。
妊娠してからは加入できないものが多いですが、中には妊娠◯週まで加入OKという保険もあるので、民間の医療保険未加入の妊婦さんはぜひ検討してほしいです。
※妊娠中でも入れるけど、「加入時の妊娠については保証の対象外」という保険もあるので、しっかり確認してくださいね。
傷病手当金
こちらはご自身が社会保険料に加入している方が対象です。
健康保険証の被保険者欄にご自身のお名前が入っている方ですね。
国民健康保険の方、ご家族の扶養に入られている方(第3号被保険者)は対象外です。
働けない状態になった4日目〜、お給料の3分の2が支給される制度です。(医師の診断書が必要です)
こちらの注意が必要なのは
★育児休業給付金(雇用保険)とW受給可能!
★出産手当金(健康保険)とのW受給不可能!(出産手当金が優先、差額があれば充当)
という点。
もしご自身が育児休業給付金か出産手当金を受給中でしたらよくよく確認ください。
申請する場合は、ほとんど場合会社が申請手続きしてくれると思います。
その際、会社側に手続きを渋られても受給資格はありますので、大丈夫!
私もそうでした。。。(長くなるのでそれはまた別記事で・・・)
私がもらえたお金
私の場合もらえたお金は
①医療保険 410,000円
②傷病手当 307,000円
ーーーーーーーーーーーーーー
合計 717,000円
でした。
前回書いた、入院にかかったお金は結構高額でしたが、結果的には民間保障と公的保障で黒字になりました。私の場合で言うと医療保険だけで入院費用は全額まかなえていて、傷病手当金は完全にオマケ状態です。協力してくれた家族を労う余裕があります^^
※もちろんこの間、育児休業給付金も受給し続けています。
「自宅安静」か「入院」か。迷う理由の1つが「お金の心配」なら・・・
もし今、「自宅安静」にするか「入院」するかで迷われている方の中で、
高額な医療費が気がかりで入院をためらっていらっしゃるのであれば、不安になる前にご自身がもらえるお金を確認してみてほしいなと思います。
入院はご自身もご家族も辛いですよね。とても分かります・・・。入院をためらう理由は「上の子の心配」「お金の心配」が2大要因だと思います。(「自由がなくなる」が理由の1つでしたら、それは自宅安静も入院も同じです。)
初産ではなく2人目以降だと「上の子の心配」がかなり大きなウェイトを占めてしまいますが。。。
でも恐らく、切迫早産における不安感は確実に自宅安静の方が大きいです。
入院すれば毎日心音エコーやNSTをとってもらえるし、数日置きに子宮頸管長を測ってもらえます。
毎日看護師さんや医師と直接話ができます。
万が一、何かあった時はすぐ対応してもらえます。
これは本当に大きな安心でした。
一方、自宅安静だと、お腹のハリ・子宮頸管長の伸び縮み、安静の度合い、全て自己判断です。週1で病院に行くその往復の移動すら不安なりながらです。
ここまで書いてきたように、切迫早産では出て行くお金があれば、もらえるお金もあるので、ぜひ入院して安心を買ってもらうのがご自身も家族も安心かなと思うのです。
入院中、自宅に帰りたくて仕方ない時もありましたが、経験者として、今迷っている人の参考になれば幸いです。
私の体験談だけではなく、プロが監修した情報も見てみてください。安静中どうしてもスマホ画面ばかり見てしまうので、紙媒体の情報もいいですよ^^
以下に安静が必要な切迫妊婦さんにオススメのサービスを貼っておきます。入院が必要になるまで無理するのではなく出来るだけ上手に家事をさぼりましょう☺
ヨシケイは入院中のクマの食事としてリアルに利用していました。外食より安く、パパの自炊よりメニュー豊富&栄養バランス良しです(笑)。朝5時まで当日以降分の注文が出来るので、病院のベッドの上からポチポチしていました。
パパが離乳食中の子供の世話をする必要があるご家庭はファーストスプーンがオススメ。良い時代になりました☺
ここまでの経緯
⑯【¥】妊娠中のトラブルで入院 かかるお金、もらえるお金②←今ここ!
⑰【¥】育休中の入院、育児休業給付金と傷病手当の受給は可能か?