こんにちは、子宮頚管無力症による切迫早産で約3ヶ月間入院したニワトリです
入院であっても、自宅安静であっても、「切迫早産」という状況に多大なストレスを抱えると思います。ストレスどころかメンタル崩壊といっても過言ではないかもしれません。
かく言う私も子宮頚管無力症で20週で20mm、24週で子宮頚管長10mm以下になってしまい、その後臨月まで3か月間ストレスを抱え続けました。
でもできるだけストレスを抱え込まないようにするためにはどうしたか、書き残しておきたいと思います。
状況に納得するまでは気持ちを落ち着かせるのは難しい
切迫早産の診断が妊娠何週の時にくだされるかにもよるかもしれませんが、早期であれば早期であるほど不安な気持ちも大きくなると思います。念のため付け加えておくと、何週であっても心配にならない人などいないと思います)
早期であるほど、赤ちゃんの状態が心配だし、子宮頚管を縛る手術等もするかしないか選択を迫られるし、手術するとなるとそのストレスもあるし、なにより正期産になるよう頑張りたいと思うものの、道のりが長くて途方にくれます。1日24時間の長さに苛立ちます。
切迫早産と診断されて出産までの治療方法・対処方法が決まるまでは、気持ちが落ち着かないと思います。
私も入院してから治療方針が定まるまでの期間が一番ストレスでした。その間は平常心ではいられませんでしたね。。。
なので、この時期はもう周りの家族等にとにかく寄り添ってもらうのみ、楽観的になど到底なれない。
無理に気分を上向きにしようとしても反動で落ち込むし。現状を受け入れられるようになるまではストレスをなんとか受け流すしかない感じで。。。
治療はともかく。メンタル面で言えば、周りの人たちにメンタルをえぐらないよう細心の注意を払ってもらうのみといった感じでした(苦笑)
※これを読んでいる切迫妊婦さんのご家族さん、よろしくお願いしますね。。。!!
状況に冷静になれたら、安静の範囲内で楽しみを見つけよう
私の気分が本当に落ち着いたのは、治療方針が固まって以降ですね。(この記事あたり↓)

そこからはもう、入院までして安静を確保したんだから、あとは運命に身を任せるしかないというか・・・「これ以上赤ちゃんのために出来ることはないから、あとは自分が楽しんで過ごす」ことが目標になりました。
勉強したかったことを勉強したり、限られたシャワーの時の楽しみに新しいスキンケアをそろえてみたり、読みたかった本をゆっくり読んでみたり、やりたかったゲームをやってみたり、食べたかったお菓子をお取り寄せしたり(安静中の時間つぶし記事はこちら)・・・切迫早産のズンとした不安はずっと心に横たわっているけど、その中でも少しずつ楽しみを見つけていきました。
https://seppakusouzan.com/?cat=96しかしこの辺りで、切迫早産の妊婦さんはまた一つの壁にぶつかるのではないでしょうか。
私もそうでしたが、無事に出産するためにママは「基本的に横になっていること」が最重要任務となりますが、その中で楽しむことに罪悪感を抱くようになっていませんか?
罪悪感を感じないでいられる人は、自分の機嫌を自分でとれるプロ。ぜひその楽しみをどんどん味わってもらいたいです。
そしてもし、「切迫早産で安静中は家族にたくさんお世話になっているのに、私が楽しむなんて・・・」というような考え方になっている妊婦さんがいたら、ぜひ考え方を変えてほしいなと思います。
切迫の妊婦さんが楽しむのは「家族のため」にもなる
なんていうか、これは私の想像なんですけど。上の子にも実家にも、夫にも負担をかけて、みんなが協力してくれている中で【自分が楽しむことは罪】みたいな感覚ありませんか?なんとなく、日本人女性って。
もしそういう感覚がこのブログを読んでいるあなたにもあるなら、もう切迫妊婦さんには即その考えを取っ払ってもらいたいです。
「安静は赤ちゃんのため」「ママが楽しむのは家族のため」です。
夫や親もストレスを感じているであろうことは重々承知なので、もちろん日頃の協力に感謝の意を伝えることは必要と思います。
しかし感謝の意を伝えられていたら、あとは自分が楽しめることを楽しんでいいと思います。その方が夫を始めとする周囲の人にストレスをぶつけなくて済むし、自分の機嫌がいいとその周辺の空気も穏やかになるし、なによりストレスは経験上お腹のハリに影響するような気がしています。
あと、事実、楽しいことがないと1日24時間が長すぎるんですよ。。。周囲に遠慮して、楽しむことをガマンしていたら、それこそ、じわじわとメンタル蝕まれます。。。
突き詰めると、みんな「ママのため」じゃなくて,「赤ちゃんを含めた家族のために」ママもパパもじいじもばあばも上の子供も、出来ることをやっているんですよね。
周りが自分のために忙しく動き回っているのに、自分が横になって楽しめることに罪悪感を抱かなくても大丈夫、横になっていても生活できるその環境に感謝を伝えて、可能な限り楽しいことを見つけましょう^^
パパだって仕事・家事・育児の隙間時間に自分の楽しみを見つけているはずです。少しでも気持ちを楽に過ごしてくださいね。
最重要任務である「安静」を楽しみながらこなすなんて、仕事のデキル女!という認識で良いと思うニワトリなのでした。
これまでの経緯
⑰【¥】育休中の入院、育児休業給付金と傷病手当の受給は可能か?
㉑子宮頚管長の伸び縮みをグラフにしました